「作詞家です」
と自己紹介すると
「初めて会いました(過去記事参照)」
の次に、必ずと言っていいほど
「どうやって作詞家になったんですか?」
と聞かれます。
あの有名作詞家が仕事を始めたきっかけ
放送作家から作詞家になった秋元康さんや、コピーライターをしながら作詞もする糸井重里さんなどのように、特殊な職業でなければ作詞家になれないと思われるかもしれません。
変わった経歴で、しかも実績があれば作詞家にもなりやすい、といえます。
でも、普通の人でも作詞家になることは可能です。
例えば、「おしゃべりな真珠」で第7回日本レコード大賞作詞賞を受賞した安井かずみさん。
彼女は本屋さんで訳詞のアルバイトを始めたことがきっかけで作詞家になりました。
また、「雪の華」で第45回日本レコード大賞作詩賞を受賞したSatomiさんは、飲食店で働いていた時にスカウトされたんだとか。
「いやいや、作詞でスカウトなんて、もっとハードルが高いじゃない」
と思われたあなた。
私もそう思います。
安心してください。
もっと普通の方法があるんです。
作家をコーディネートするエージェント
作詞家(作曲家)はレコード会社に所属しているだけではなく「作家事務所」というエージェントに所属している人が多いです。
モデル事務所のようなイメージ、といえば分かりやすいでしょうか。
「作家事務所なんて、どこにあるのか全然知らない」
という方がきっと多いですよね。
作家業に興味のあるアーティストも「知らなかった」と言っていました。
では、作家事務所はどこにあるのでしょう?
実は、作家事務所を探すのにとても良いサイトがあります。
という音楽業界総合情報サイトに「求人情報」が載っているのです。
作家事務所は随時作家を募集しているので、求人サイトからお目当の事務所を探してみましょう。
私はなんの実績もありませんでしたが、何社か書類を送ったところ、現在お世話になっている事務所に所属することが出来ました。
興味のある方は、挑戦してみてはいかがでしょう?
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