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できる営業マンの会話を公開!コーチング型アホ営業のメリットとは?

約 4 分
できる営業マンの会話を公開!コーチング型アホ営業のメリットとは?

 

伊藤 有沙

本日も、営業のプロ富永さんに、営業のアレコレについて聞いていきましょう!

富永さん、よろしくお願いします。

読者の方から質問がこのような質問がありました!

「アホになりきる営業メリットはわかりました。しかし、具体的にどのようにアホ営業を実践すべきかわかりません。具体的な会話例など知りたいです!」

伊藤 有沙
富永さん、いかがでしょうか?
富永 香里

うーーん、そうですね‥

過去に実際にあった事例をお話しましょうか!

伊藤 有沙
はい!!お願いします!

 

【じゃんけんは負けるが勝ち】

以前の会社でアホの見本のような部下がいました。

この人と話していると「人に勝つことなんてどうでもいい」と思わせてくれます。

普段の彼女は正真正銘の天然のアホ。人にマヨネーズを渡しながら、「このしょう油、 コタツにしまっといて」
(何一つ合ってない!)、クルマを運転していてどっちに曲がるか を聞くと、「うーんと、みだり」(どっちやねん!)。
そんなことを本気で言ったりする人です。

超がつくぐらい天然ボケなんですが、仕事ぶりはスゴイ。当時はフランチャイズオーナーさんたちを一軒一軒回り経営アドバイスをする役割なのですが、現場に入って数字を見れば、どこをどうすればいいかパパッとわかる。

的確なアドバイスができるので信頼も厚い。

しかも一生懸命に仕事をするので、誰からも好かれる人です。

そんな彼女と話をしていたときのこと。

彼女「私、じゃんけんすごく弱いの」
私 「イメージすることで現実が引き寄せられるから、じゃんけんだって、強くイメージすれば勝つことができるんだよ」
彼女「ふーん。でも私は、じゃんけんで負ければ相手が喜ぶから、負けたほうがうれしいけどね」

これには、ハンマーで脳みそを打ち砕かれたかのようなショックを受けました。

小さいころから、勝利や成功することが良しとされてきたのに、負けて喜ぶ人がいるなんて。
自分はなんてちっぽけなプライドにこだわってきたんだろう……。

でも確かに彼女の言う通り、自分が負けることで相手が喜んでくれるなら、負けるほうがいいに決まってる!

それから私のなかの「勝ち負けのスイッチ」は完全にオフになりました。

勝ち負けにこだわる場面も時にはありますが、こだわらなくてもいいところでは、むしろ負けたほうがいい。特に商談では、自分はアホになって相手に勝っていただけるようにします。

私が勝ってしまいそうになったら、彼女を思い出すようにしています。勝つことの意味をはき違えないようにしたいですね。

【本日の名言】

こだわらなくてもいいところでは、むしろ負けたほうがいい。特に商談では、自分はアホになって相手に勝っていただけるようにする!

伊藤 有沙
富永さん、本日もありがとうございました。

勝つことが本当の勝ちではないこと、よくわかりました‥

営業に限らず、すべての場面でもそうですよね。。

反省して生かしていきたいと思います‥!

この記事を書いたライター

MYULLY【ウェブを売るオンナ】AIメディアの運営・講師、Webディレクター伊藤 有沙
AIメディアの運営・講師、Webディレクターを務める2児の母。
岐阜県の田舎に住みながら、AI技術やIoTを実生活・子育てに生かした生活を送っている。AIと人間の共存する未来の生活を探求し、発信中。
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