こんにちは、作詞家のMikeyです。
個人でもiTunesなどに楽曲を配信することが出来ることをご存知でしたか?
アグリゲーターと呼ばれる仲介者を使えば、あなたのオリジナル曲もiTunesやSpotify、Amazonのほか、カラオケでも配信することが可能です。
楽曲の配信方法などについてもいずれ書いてみたいと思いますが、今回は「印税の分配機能」についてご紹介させてください。
印税の分配がなぜ必要?
音楽は「作詞」「作曲」「編曲」「歌唱」「演奏」と、多くの人が関わる場合が多いです。
メジャーの楽曲は音楽出版社や作家事務所が計算して分配してくれますが、インディーズアーティストは自分たちで利益を分け合う作業も行わなければいけません。
もちろん、それも大事な仕事のひとつなのですが、クリエイターは一般的にお金のことに悩まされる時間も脳もすべて創作に回したい人が多いので、自動的に分配を任せられるなら任せたい、というのが本音です。
そこで今回、tunecoreからリリースされた新機能「スプリット」は非常に画期的な機能だと言えます。
分配したい相手のメールアドレスと%を入力するだけで自動的に分配してくれます。
音楽業界の話ではなく漫画家さんのインタビューなのですが、インディーズ作家は「印税の分配をやりたくない」と語っています。
みそ KDPで面倒なのは、印税を一人の作家に対してしか払ってくれないんですよ。僕にしろうめ先生にしろ、KDPでやったら毎月相手に印税を振り込まなきゃいけない。じゃあその振込手数料とか、消費税は? とか、そんな面倒くさいことを毎月やりたくないわけですよ。逆に、出版社はそういう仕組みを持っていて、一年に一回売れた分だけ振り込んでくれて、伝票も出してくれる。
(漫画家・鈴木みそさんインタビュー(前編)より)
楽曲の印税を手にしたいと思うのであれば、是非「印税の分配」についても考えてみてください。
それではまた!
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